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2012年5月24日木曜日

約4年間の思ひ出にさようなら

前のアパートの掃除に出かけた。ガラーンとした部屋をみてちょっとしんみり。古いアパートだったけど、いろんな思い出がつまっております。いろんなゲストが訪れてくれて、パーティー(飲み会)したなぁ。フルタイムで働き始める前は「居酒屋ゲイシャ」と勝手に名付け、飲んだくれ会もしていたわ。ああ、楽しかったわ。またやりたい。
 最後に大家さんともめて「もう出て行ってやる」くらいの勢いで引っ越したのでやや後味が悪いものの、ここでの生活はなかなか快適だった。家族も増えたところで、新居ではもっとたくさんの思い出ができますように。

 今日のランチは両家勢揃い最後ということで、オット両親がなにやらいろいろごちそうを買って来てくれた。クラムチャウダー、オイスター、ロブスターロールなどなど。主にボストン名物ですな。
 正月に行ったハワイで、私の祖母はチャレンジャーでけっこう何でも食べるということが発覚したのだが、今回の名物達もおいしそうに食べていた。よかったよかった。
 さて、私の家族も明日には日本に帰国。妹と祖母は短い滞在だったわ。妹、オット、私の3人で近所のバーに行き、プチお別れ会(?)切腹から1ヶ月。こんなことができるくらい元気になりました〜。

2012年5月22日火曜日

生後1ヶ月。そして引っ越し

今日はいよいよジャマイカプレインへお引っ越し。家を見つけてから引っ越しまで、約1ヶ月半!早かった! 

産後の私は荷造りをモリモリできるわけもなく・・・、でも、出産前にde-leaded(鉛ペインと除去)の工事で家の中のものをパッキングしたあのトラウマになりそうな出来事のために、だいたいのものは既に箱に入っていた。問題は食器だったのだが、昨日、引っ越し屋のお兄さんにお願いしてパッキングしてもらった。箱代、梱包代含めて$260はちょっとお高めな気がしたけど、自分でできないので、ま、仕方ないか。 

引っ越し当日はあいにくの雨。実は今日からオットの両親も来ていて、私の家族も含めみんな大集合〜。でも引っ越しってあんまり人がいすぎてもねぇ(苦笑) 引っ越し屋さんが来る前に新しい家は、プロのクリーニングスタッフにお願いして掃除してもらうことに。到着したら既にクリーニングクルーが待っていた!手早く掃除していく3人のお姉さん。オットが前のアパートの残り、他の皆は新しいコンドに来たのだが、私たちはムスメの部屋のセッティング。1部屋は引越屋もお掃除お姉さんも入ってこないようにして確保。そこで、主に日本からのゲストとムスメは待機。 

ミニクリブのマットレスの上で昼寝するムスメ。
私は授乳の合間に引っ越しやさんにいろいろ指示。でかいベッドが3階まで上がらないというハプニングがあったけど、バラバラにして半分におりたたみ、上に持って行くことができてホッ。これでゲスト皆今晩寝られる。(オットの両親はおばさんの家に泊まる) 今回お世話になった引っ越し屋さんはBee's Moving。スタッフは皆若いマッチョなお兄さんたち。ドキ♡けど、すごく効率的に動いてくれてよかった。 

昼もピザのテイクアウトにしたのだが、夜もチャイニーズのテイクアウト。大人7人、赤子1人で食卓を囲んで、ブーブクリコのシャンパンで乾杯。それにしてもみーんな疲れてたわ。オットのパパさんママさんが叔母さんの家に帰ってから、皆すぐベッドへ。ああ、荷物動かしたりはしていないけど、引っ越しって疲れるね。

産後1ヶ月目の引っ越し、どうなることやらと思ったけど、なんとか無事終了〜!パチパチパチ。

2012年5月11日金曜日

家購入の最終段階

今日は、先日オファーが受理されたコンドのクロージングの日。

朝、ジャマイカプレインの家に出向き、すべて以前見た通りかどうかチェックし、その後弁護士さんのオフィスへ。私たち(買い手)の弁護士と売り手の弁護士がいる中、いろいろな書類にサインする。そして鍵を受け取り、その数時間後、私たちの名前が登録されたら、正式に私たちの家になるのだとか。

・・・うーん、家を買うなんて思ってもみなかったので、不思議。急展開すぎ? 新しい家族と新しい家が同時にやってきたなぁ。

今日の夜は叔母さんたちがやってきて、また四季のテイクアウトディナー。日本食最高。写真は、叔母さんが買って来てくれたカップケーキ。アマアマ!

2012年4月19日木曜日

オファーからホームインスペクションの記録

先週末、ジャマイカプレインに、割と気に入ったコンドを見つけた。こっちでは、家を買う時、まずはリストされた金額を元に、オファー(購入金額提示)をし、それが受理されたら、買う権利があるという流れらしい。同じ家を買いたい人が多ければ多いほど、競争率が高くなり、オファーの金額も上がりがち。オークションみたいな感じ?逆に誰も買う人がいなかったり、その家のオーナーがさっさと家を売ってしまいたい場合は、リストされた金額より安く買えたり。

 週末、競争率高そうだよねーと言いつつも、ダメもとでしてみた私たちのオファー。受理されましたー!まだまだこの先のプロセスは長いけれど、家購入の第一歩達成。そして今日はホームインスペクションだった。プロによる、家の点検。屋根から、配線、暖房などの設備、床下、家のつくりなどをくまなくチェックしてもらうのだ。これはバイヤー(買い手)の責任。これをすることによって「こんな問題があったなんて!」と住み始めた後に気付くということがなくなるのだろう。この結果によって、オファーを取り下げることもできる。

 さて、3時間くらいかけて行なわれたホームインスペクション。オットと私の他に、購入のお手伝いをしてくれたエージェント、このコンドの売却の方の手伝いをしたエージェントの2人も立ち合う。こんな細かいところまで見るのか!と驚き。でも大きな問題はなさそうで安心した。このレポートは、メール、そしてファイルになってのちほど送られてくるそうな。インスペクション費用は$400〜$500が相場かと思われる。

 なんだかあれよあれよという間にことが進んで行き、頭がついていかない感じ。私たち本当に「ホームベース」を手に入れるのか!???このままいくと引っ越しは5月中旬〜下旬。どうなることやら。

2012年3月18日日曜日

家探し再開

いろいろあって、また家探しをしている。なるべく「所有しない」ライフスタイルを目指しているものの、ここ数年の家賃の高騰とか、ボストンの不動産事情などを考えたら、コンドを買って、数年後に売ったり貸したりするのと、高い家賃を払い続けるのとでは、前者の方が実はよかったり?なんてことになり。日本と違い、このあたりは古い家でも価値があまり下がらない。住宅バブル以前に家を買った人は、今かなーり財産が増えたはず。

骨をうずめる家を探すというより「ホームベース」探しだよねぇ・・・と、オットと話している。旅はし続けたいし、いつでも、どこにでも住める!という心の自由は持ち続けていたいものである。

・・・とブツブツ言ってるが、週末のオープンハウス巡りを今月に入ってから本格的に始めた。なかなかこれぞ!というものはないもんだねぇ。庶民にとっては予算も限られてるしねぇ。今のターゲットは、ジャマイカプレイン。前から好きな地域だったし。(日本人には人気がないみたいだけど。ナゼ?)パーフェクトまでとはいかなくても、住みやすそうなところが見つかりますように。

母の提案で、またまた四季に行っちゃった。今日は会席ランチ、松で。うま。

2009年7月13日月曜日

インテリア見学になりつつある

 懲りずにまだ続けている、不動産のオープンハウス巡り。って言っても「これぞ!」ってものに出会えたわけでもないし、大きな買い物に対して優柔不断な我々夫婦は全然決められないんだけどさ。

 オープンハウスで、私が個人的におもしろいと思うのは、よそのお宅のインテリアを堂々と見られることである。披露するために、そこの住人さん(売り手)は、かなり丁寧に掃除・整理整頓をしていると思われる。(そうでないカジュアルな家も時々あるけど 笑)そうよねー、とりあえず、キレイに、おしゃれに見えたら、買いたくもなるだろうしねぇ。

 この間、こんなダイニングテーブルがあるお宅が。 オレンジの板をよーく、見ると、これってドア。おもしろいアイディアー。私も扉のダイニングテーブル自分で作ってみたい。サイズもちょうどいい感じ。

 このキッチンの黒板の部分がいいねー。メニューとか、ちょっと備忘録に使えそう。 シャワーの壁が石でおしゃれー。  ・・・・だんだん目的がなんだかわからなくなってきている、最近の家探し記でした。

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2009年5月15日金曜日

勝手にルーフデッキ

 今、住んでいるアパートの階段を、ある日オットと泥棒っぽく、こっそり上まで登ってみたところ、屋根の上にたどり着けるという事実が発覚。
 柵がないので、やや危険だが、ルーフデッキ感覚で、最近気温が高い日は屋根の上でビールを飲んでおります。リスまで参加。
 夕日もキレイ・・・。
 この夏は、なんちゃってルーフデッキを満喫したい。(ビール持参)

 海の見える家への妄想はもちろんだが、理想の家探しはまだまだ続いていて、休みの度に不動産のオープンハウスを見に行ったりしている。しかし、見れば見るほど、理想が高くなっていくような気がする。「バルコニーかルーフデッキがほしい」「暖炉もあったらいいな」「バスルームは2箇所」・・・・・とか。1年前にはあんまり考えていなかったような条件も浮上。

 経済悪化の今が買い時という人もいるけれど、大きな買い物だし、そう簡単には決められない。なんか、ピンとくるものを求めて・・・・この週末もおそらくオープンハウスに足を運んでしまうのだろう。

 アメリカのオープンハウスとは、売りにでているものの、まだ実際に誰かが住んでいる場所にズカズカと踏み込んで、見学するというもの。クローゼットもあけちゃうし、ベッドルームも見ちゃう。日本でも新築のモデルルーム見学とかはよくあった気がするけど、どなたかが生活している場所に勝手に踏み込むことはあまりなかったような。

 もしも、私が公開する立場だったら「すみません・・・土足厳禁でお願いできますか?」と言いたいかも。

2009年5月4日月曜日

海の見える家フィーバー?

今回のミステリーツアーで、海沿いをドライブし、波の音がいつでも聞こえる部屋に宿泊し、すっかり「海っていいねぇぇー」と感化されてしまったオットと私。  
 ボストン市街から近いところというのを基本に家探しを続けているが、もし部屋から海が見えるんだったら、郊外になってもいいんじゃない?という話になり、さっそく海岸沿いの不動産物件を検索している。(いきなり影響されすぎ?)

 おそらく妄想で終わりそうなこの「海の見える家」熱。いつまで続くのか・・・。
 高くて狭いが利便性をとるか、家の広さ、景色をとるか・・・というのは悩めるテーマである。

 私は個人的に家に人を呼ぶのが好きなので、誰も遊びに来てくれないくらい遠いとこに引っ越すのはちょっと嫌かも。

2008年8月31日日曜日

ソファーを失ったお引越し

 引っ越し終了。50M先への引っ越しとはいえ、荷造り、荷ほどきの手間はおんなじ。移動時間が1分だと、休む間もなく荷ほどきが始まり、働きづめの1日でくたくた。  
 
 新しいアパートは、誰か掃除したのかなぁ?ってくらい汚れていたので、まずはかたっぱしから掃除。まぁ、築100年以上経つと、いろんなところにガタがきているよねぇ。(ボストンで築100年は普通です。ちなみに)  

 そして、今日の大・大ショックは・・・予期せぬ別れがあったこと。オットの皮張りの黒いソファー。ソファーベッドにもなるし、便利で、座り心地もよくて気に入っていたけど、難点は、でかくて重いこと。アパートの入口を通り抜けられなかった!!!!!どう頑張っても部屋に入れることはできず、泣く泣く手放しました。ソファァァァァァー。  
 オットいわく、「まぁ、あのモンスターソファー、いつかはこんなことがおきるんじゃないかなと思っていたよ」と、あっけらかん。「もう、あんなに高いソファーは買えないだろうけどね」とも。ガガガガガーン。私はお別れの準備ができていなかったので大ショック。     
 リビングルームにソファーがないと、くつろぐ場所がなくて、なんだか落ち着かない。オットの夢は、畳の部屋を作ることらしくて、「これを機に畳を買ったらどうか」なんてとぼけたことを言っているが、ここは賃貸ですからっ。  

 このアパート前のとこに比べると、いきなり広くなった。窓の数を数えたら、このユニット全部で17あった。前のとこは5か所。はぁ、掃除も大変だー。

 それからもう1つ。ここ数日は、年度初めということで、引っ越しが多い。学生さんの動きも激しいのだろう。このご近所だけでも、かなりたくさんの引っ越しトラックやレンタルトラックを見かけた。そして、引っ越し費用もこの時期は2倍・・・・。近距離引っ越しでも800ドル近く払う羽目になった。
 
 教訓 8月末~9月頭の、アメリカ年度初めの引っ越しはなるべく避けること。 

 明日は、Labor Dayで、アメリカは国民の祝日。労働者をいたわる間もなく、買いだしに行ってきます・・・・。  

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2008年8月30日土曜日

明日はお引越し

 衝動的に引っ越しを決めて、早1か月。その間、Wedding partyをしたり、日本からゲストを招いて愉快に暮らしたりと、いろいろあったので、すっかり引っ越しのことは頭から抜けていた。荷造りをなんとなく開始したのは2日前。本気だしたのは今日。なんでも追い詰められないと、やる気がでないのよねぇ。

 幼い頃は父親の仕事の関係で転勤族だったし、高校、大学も実家から遠かったので下宿やアパート住まい。働いてからも職場が何度か変わったり、海外に引っ越したりと、私の人生には荷造りが多い。あまり上手ではないけど、とにかく素早く詰め込むのは得意かも。今日1日で、激しく荷造り。御近所への引っ越し(徒歩1分以内)なので、割れ物は自分たちで運べるので便利。夜逃げのように、薄暗くなってから、荷物を運びいれる私たち。

 なんだか、いざ引っ越すとなると、このアパートも、狭いけどCOZYでよかったなーなんてしみじみ。次のアパートは、まだ自分の家って感じがしないけど、これから自分たち色に染めていくとしよう。少し広くなるのでもっと快適にゲストをお迎えできるのがうれしい。

 さて、昨日の夜から、「あっ、もう鍋はぜーんぶ段ボールに詰めちゃった!」とか「あれー、もう箸もないわぁ」なんて言って(全部わざと)、外食続き。いつも料理修業中だけど、たまにはいいよね。昨晩はロシア料理。(ここは、すごーくおいしかったので、近々アップします)、今朝は近所で人気のダイナーへ。Mediterraneanというメニューを注文したら、卵(3個)、ポテト、野菜と一緒に、でかいステーキが2枚ものってでてきた。さすがに朝からステーキ2枚は無理。ボリュームあってびっくりした。今晩は、なんかアジアなものが食べたいなぁぁぁぁ。というわけで、引っ越しを理由に主婦業お休み中。ふふふ。

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2008年8月5日火曜日

Craigslistと家なき子?

 以前から何かとお世話になっているこのサイトCraigslist http://boston.craigslist.org/
 地域のいろいろな情報をはじめ、アパート探し、職探しなんかもできてしまう。
 
 需要と供給がぴったりマッチしているので、「●●売ります」という人がいれば、「〇〇買います!」という人がいたり。この間友達は、かなーりお安くテレビを購入したそうな。「こんなものほしい人いるのか?」って思う、古ーいパソコンを喜んで買う人がいたという話も。
 そして、よーく見ると、恋人探しのコーナーもあるではないか!“恋人求む!”“プラトニックな関係求む!”という感じから、women seeking woman、men seeking men・・・ってことは、同性の恋人求む!のコーナーまで。パソコンの前で、家から職から、パートナーまで探せてしまうなんて。おもしろい時代になったものです。

 私は主にアパート探しのために活用することが多かった。(いろんな家を見るのが楽しいので、ほとんど趣味)実は、次に引っ越す場所も、このサイトをきっかけに発見した。そして今住んでいるアパートも、大家さんによってここに投稿されたようだ。するとすると、あっという間にいろんな人が大家さんに連絡をしたらしく、2日で5~6組の人たちが私たちの部屋を見にきた。時々、ご飯を食べている最中や、シャワーを浴びようかと思った時にノックの音が。ベッドルームやクローゼットの中まで見られるので、とりあえず、その辺のものをクローゼットに突っ込んだり、その辺にパンツを放置したりもできず(しないけど)、なかなか気を抜けない日々だった。

 無事に次の住人も決定。気になるのは、私たちがいつ引っ越しできるのかということ。今の大家さんは「8月30日には出てほしい」と言うけれど、次のアパートが使用可能になるのは今のところ9月1日。50M先のお引越しなのに、私たちと、家具や荷物は2日間どうなっちゃうのかしら・・・。不安。

2008年7月28日月曜日

衝動的に賃貸

 家さがしは難航中。ま、時間をかけて探そうかーなんて言ってた矢先、近所のアパートにRENTマークが。今の家から30M先くらいにあるそのレンガ造りのアパートは、私たちが大好きな公園のま横。けっこう広そう。どんな感じか試しに見てみよっかーと、オーナーに連絡。私たちの前にすでにたくさんの人から連絡があったらしい。人気のエリアだし、競争率高いのね・・・・。

 早速、週末に中を見せてもらったのだが、オーナーがかつて住んでいたところというだけあって、なかなかいい内装。しかも、今のところの倍はあるであろう広さ。洗面所で順番争いをしなくてよさそうな、広々バスルーム。日当たりのよいリビングに、大きな収納。そして何より、部屋の中に洗濯機と乾燥機があるーーーーーーーーー!(この辺りのアパートでは、洗濯機・乾燥機は地下にあって、他の住民と共有するパターンが多い) うっとりして、つい、書類をもらって帰った私たち。

 「いずれは、買う予定だしねー。でも、いつ良い物件が見つかるかわかんないしねぇー」といろいろ話し合う。そして行きついた結論は、「なんか、競争率高そうだから、一応書類だしてみよっか。私達が選ばれるとも限らないしね」と、宝くじ感覚で、賃貸希望の書類を提出することに。(私たちの職業を記入する欄があったのだけど、あっ、私、無職だったと気付かされる。長年働いてきた私としては、こういうときにちょっと悲しい)

翌日、オーナーから電話が。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・選ばれました。宝くじ感覚だったのに。
というわけで、予期していなかった引越しが、約一ヶ月後に迫ってしまいました。

2008年7月20日日曜日

家さがしと分離的なボストン

 家探しは続いている。ここ最近は、何軒か不動産のオープンハウスを見に行くのが週末の活動になりつつある。  

 今住んでいる地域は、ダウンタウンから近い割に、環境がよくて人気がある。いつもパトカーが巡回していて治安もいい地域。公立学校の質もよく、「子供ができたらこの地域に引っ越したい」と話している人に何度も出会ったことがある。しかし、家賃が高い。アパートや家も高い。富裕層が多いからだろう。・・・・・まったくもって富裕層ではないけれど、できることなら、この地域に住み続けたいというのが私たちの希望。  

 でも、たまには別の地域も見てみようと、この週末に見学したアパートは、私たちが住んでいる家から徒歩15分くらい。決して遠くないが、別の町の管轄になる。ボーダーとなるブロックを越えると、街の質が全く変わることに気づく。それは、人種の偏りだったり、お店やアパートの1階の窓に鉄格子がついていたり。(今住んでる街ではあまり見かけない)また、水を買いに立ち寄ったスーパーのレジが、プラスチックの窓口になっていたり。(昔治安が悪かったことをあらわしているようだ)夜道のひとり歩きは注意しなくちゃいけないのかな・・ってつい思ってしまう地域。  

 ビール工場を改造して作ったアパートは写真のとおり、とても素敵。 古めかしいアパートが多いボストンで、こんな生活ができるならうれしい。しかも、値段も驚くほど高いわけではなく、私たちが考えている範囲内。でも・・・・・家の周りの環境を考えると躊躇してしまう。  

 昔に比べればよくなってきたのかもしれないが、ボストンはいまだに人種や経済状況で住む地域がはっきりと区別されている気がする。今、運よく環境のいい地域に住んでいるけれど、この場所が「ボストン」のすべてではない。夫婦ともども、異文化には寛容な方だと思う。共存社会を望んでいる。・・・・・でも、住む場所を選ぶときに、やっぱり今の場所にこだわってしまう自分たちを考えると、複雑な心境になったりもした。  

 あれ・・・・?「ロフトつきの家が素敵でした~♪」風の日記を書こうと思ったのに、ちょっと暗めのエンディング。

2008年6月15日日曜日

人生で一番大きな買い物

 いいアパートが見つかったら引っ越そうと思っていたのだけれど、東京並み(?)に家賃が高いと思われるこのエリア。なかなか条件に合う物件はみつからない。この先、しばらくボストンに住むなら、賃貸じゃなくて、買おうか?ということになり、最近は不動産情報を頻繁にチェックしている。(間取りフリークになりつつある)  

 日本だと、家を購入したら、地価がすごく上がらない限り、家の価値って下がっていくばかりだと思うのだけれど、ここの場合、家の価値が下がることはないようである。買った時と同じ値段、いや、それ以上で売れるって話も聞くし。(今の景気じゃあ、厳しいだろうけど)なので、「投資」を兼ねて家やコンドミニアムを購入する人が多いらしい。でも、新築物件はほとんどなくて、築何十年とか、100年以上経った物件ばかり。  

 家(おそらくアパート)を買うなら・・・・・・日本からのお客さんのためのゲストルームと、夏にビールが飲めるバルコニーはゆずれない!クローゼットも大きければいいなー。今住んでいるエリアは、都会すぎず、田舎すぎず、パブやレストラン、スーパーマーケットも近いしとても気に入っていて、できればこの地域がいい。なーんて、いろんなこだわりを持って検索していると、とんでもなく高い物件になってしまい、手も足もでない。 ・・・・・うーん、理想の家探しは難しい。

 ・・・・時間がかかりそうなので、今住んでいるところをもう少し快適にしようと思い、「引っ越し先が見つかるまでは・・」と我慢していた家具を買いそろえ始めたこの週末。買い物、組み立て、整理で2日間が過ぎてしまった。独身男性ひとり暮らし!って感じだった殺風景な部屋にも少しずつ生活感が漂うようになってきた。 家具なんて、ほどよく自分のテイストで、見栄えがすれば何でもいいわい!と思っていたけど、いろいろ見ればみるほど、こだわりがでてきて選ぶのが難しくなる。この調子じゃ、家さがしもどんどんpickyになっていくのかな。楽しみだけど、先が思いやられます。