鍵をよく忘れる

　またやってしまった・・・。鍵を忘れて仕事へ。
　玄関がオートロックって便利だけど、これが問題。
（独身時代のボストン生活は、コンシェルジュさんがいるアパートだったので、こういうときはいつも頼んで開けてもらってた。月１であったかも。。。）

　いつもより帰りが遅かった午後７時半。玄関の前でハッ・・・・と思いだす。ああ、ドアの向こうには暖かい部屋が待っているというのになんということだ。ガーーーーーン。

　こんな時に限って、オットの帰りも遅いのだ。電話したらまだ会社。
たいていこういう時は近くのカフェでオットの帰りを待つ。（ええ、常習犯ですから）
でも、今日はぐったり疲れてたので、一刻も早くソファーにぐでっとなりたかった。

　「あっ！前回、懲りて、地下の物置にスペアキーを隠しておいたんだった！」と思いだす。しかし、地下に続くドアのカギもない。思い切って、お隣のドアをノックノック。おばちゃんに頼んで開けてもらった。ありがたい。

　しか～し、ここからが問題だった。私はこういうアメリカ式（？）のぐるぐるまわすロックが大の苦手。職場のロッカーにもついてるけど、開けっぱなしで使ったことがない。右？左？右？どっちに何回回すのさ。さっぱりわからない。
　オット曰く、アメリカ人は学生時代のロッカーの鍵の定番がこれだから、体で覚えてるんだって。

　で、番号は覚えてるものの、案の定できなかったので、またオットに電話。「開け方教えてー」　親切に教えてくれたのだが、それでも、開かない。開けられない。何か私の方法が間違っているのだろう。えーん。情けなくて本当に泣きそうだった。

　結局・・・・、ねずみが今にもでてきそうな、薄汚い地下室で鍵と奮闘すること３０分以上。あきらめて、しょんぼり物置の前に座り込んでいるところを、あわてて帰ってきたオットに救出された。

　その後、オットが電話で教えてくれたインストラクションは間違いだったことが判明。（体で覚えてることを口で説明するとよくわかんなくなるようだ）そこで「なにぃぃぃ？」と怒る権利はない私。そもそも鍵を忘れてでかけたことが悪いもんねぇ。

　地下に隠しておいても効果がないことがわかったわ・・・。ご近所さんに預かってもらうことにしよっかな。それより、「忘れない」ようにすることの方が大事か・・・。あーあ。