2009年8月26日水曜日

思いわずらうことなく愉しく生きよ

 時々無性に読みたくなるのは、江國香織さんの本。体の中のどこかが、彼女の独特な世界観を欲している感じ?なぜか、今がそういう時期。すでに読んだ彼女の作品や、この間NJの三省堂で買ったのを最近読み漁っている。
先日読み終わったのはこれ。 「思いわずらうことなく愉しく生きよ」 タイトルに惹かれて購入。

この言葉を家訓に育った個性の違う3姉妹の生き方や恋愛観なんかがリアルに書かれている。DVの描写なんかすっごいリアルで背筋が寒くなったし。

「わたしたちはのびやかすぎるのよ」と三姉妹のひとりが呟いてた言葉が印象的。三者三様にいろいろな問題を抱えているのに、なんだか悲壮感がないのは、このタイトルだからなのか・・・。つづきが読みたくなった1冊。

「思いわずらうことなく愉しく生きる」って、そう簡単なもんじゃないよねぇ。人間だから思い煩うことは誰にでもあるし。でも、そのあとポジティブに切り替えることが、愉しく生きるために肝心なのかも。「思いわずらうことあれども愉しく生きる」←これ、私の目標(笑)

 ちなみに今、読み進めているのは同じく江國香織著の「泳ぐのに安全でも適切でもありません」
・・・・・やっぱりタイトルが長い。でもそそられるわ。

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7 件のコメント:

  1. こんにちはー、ご無沙汰です。
    いや、その暗さと明るさがB型ですって(笑)。私もネクラとネアカの波で生きてます。一日真剣に反省したら十分だから、次の日は忘れる!です。
    皆平等に苦労と幸福があり、「人生プラマイ0で死ぬんだ」というのが、ウチら夫婦の口癖です(笑)。
    ではでは、また遊びにきま~す。

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  2. こんにちは^^

    私の場合は‥‥突き詰めるとことまでは悩んで、でもある地点で悟る(開きなおる?)感じです。

    確かに「思いわずらうことなく」というのは実際には難しいので、個人的には「あれども」の方に一票です (^-^ )

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  3. 思い煩いっぱなしの私に
    してみたら、「思い煩うことなく」
    って本当に理想かもしれません(*^。^*)

    私も最近、彼女の本を読みました。
    「いくつもの週末」という本。
    良いですよね、江國さんは♪

    家計簿・・・プレッシャーっすね(笑)。
    頑張ります!

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  4. >kechiさん
    ご無沙汰ですー!コメントありがとうございます。感激。ケチログ愛読しております。
    ネクラとネアカは紙一重?私も両方の要素を大いに持ち合わせております。
    忘れっぽいところも・・・(笑)
    人生プラマイ0って、悪いことがあったときによく自分に言い聞かせますよ。
    まー、でも基本的には愉しく生きたいものです。

    >Sotsuen-Damacyさん
    コメントありがとうございます。
    ある地点で「悟る」っていうの、よくわかる気がします。私も実はくよくよ悩みがちですが、切り替えも早いのが特徴です。
    お互い、時折思い煩いことあれども、愉しくいい人生を送りたいものですね。

    >yachingoさん
    「思い煩うことなく」はやっぱり理想ですよねぇ。人生のモットーにできるほど、簡単じゃない気がします。
    「いくつもの週末」はまだ読んだことがないです。比較的タイトルが短いですね。今度探してみます。
    家計簿・・私も1か月後に迫りくるプレッシャー!???笑

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  5. こんにちは。

    読書は大好きですが、好む作家の人が偏っていて不勉強なため江國香織さん、存じ上げませんでした。

    好きな作家の方に出会うと片っ端から作品を読むので新しい作家の方を知るのは嬉しいですね。というわけで日本語学校で借りてきました。「号泣する準備はできていた」(やはり長い!)これ一冊がありました。今日から読むのが楽しみです。

    考えてみるとO型の私は(だからなのか?!)思い煩うことは殆どないかも。
    この大雑把さがAB型で繊細な主人には耐え難いようです・・・。(私は楽だけど)

    また本の感想をお知らせします。

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  6. 一気に読んじゃいました!
    人間、いろんな生き方がありますね・・・
    しばらく物語の余韻に浸りそうです。

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  7. >FluPuffyさん
    本の好みは人それぞれなので、あまり強引にこれお勧め!とは言えないのですが、私は個人的に江國ワールドのファンなのです。ぜひ感想を聞かせてくださいね。
    「冷静と情熱の間に」という本と映画、ご存じですか?あれも彼女の作品のひとつです。単行本ですがけっこう持っているので今度お貸ししますよー。

    >ツッキーさん
    続きが気になってけっこうハマってしまいますよね。江國さん単行本はまだまだ持っていますので、また読みたくなったら声をかけてください。あの3人姉妹のどの人に私は似てるかなー?なんて考えてしまいました。一番近いのは次女かも。

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