2011年6月29日水曜日

私という運命について

グアテマラの旅の直前くらいから、よく本を読んでいる。その昔は割と読書家だったのに、インターネットの普及の影響か、本を読む時間がめっきり減った私。「読もう、読もう」と思ってそのままにしている本が貯まっているので、最近それらを少しずつ読み始めた。

グアテマラの旅の行き帰りに読んだのは海辺のカフカ。村上春樹ワールドを堪能。あの分厚い本を上下巻読み切って自信をつけた(?)のかも。

今回のDCへの行き帰り、または滞在中のちょっとした時間に読み切った本
「私という運命について」白石一文
厚い本なので読み終わるなんて思っていなかったのだが、夢中になり、帰りの飛行機が離陸した20分後には完読。ちょっとペース間違えたかな(笑)

亜紀というひとりの女性の29歳〜40歳までを描いた作品。「運命」ってあるのかもしれないなと考えさせられた。「選べなかった未来、選ばなかった未来はどこにもないのです。 未来など何ひとつ決まってはいません。 私たち女性にとって、1つ1つの選択が運命なのです。」という言葉が印象的。

重い、どっしりした内容なのだが、すっかり入り込んでしまい、読み終わった後、心底疲労感(汗)

余談だけど、この作家の食べ物の描写が好き。非常においしそう(笑)

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