2009年3月30日月曜日

フランス映画「The Class」で蘇る記憶

 フランス映画「The Class」を観に行った。 去年のカンヌ映画祭で、最高賞のパルムドールに輝いた作品らしい。

 舞台はすべて教室と学校。学校の外のシーンはほとんどない。まるで、ドキュメンタリーのような作品。先生や生徒たちの様子が、あまりにも自然。自然すぎる。
(どうやら、実際の教師や生徒が出演してるらしい。リハーサルしながら何台もカメラを回して撮影したんだとか)

 ・・・アメリカのダウンタウンにある学校で働いていたことのある私には、この空気がなんだか手に取るようにわかる。どこの国にいても、ティーンエイジャーが醸し出す雰囲気って共通しているのかも。

 教育現場が抱えているいろいろな問題。生徒たちの葛藤。教室で繰り広げられる教師と生徒のやりとり、ぶつかり合い・・・。それでも、1年は流れてゆく・・・。

 私にとっては、あまりにリアルすぎる映画だった。でも、なんだかちょっと、教壇が恋しいかも!?


2 件のコメント:

  1. 面白そうですね、この映画。
    私もアメリカで子供と係わる仕事をしていた(現在休職中)なのできっと懐かしく感じそう。ぜひ見てみます。

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  2. >FluPuffyさん
    FluPuffyさんもTeenagerに関わるお仕事をされていたのですか?であれば、きっと懐かしく感じるかもしれません。(お利口さんな子供たちがいる学校の雰囲気とはちょっと違うと思いますけど)
    この先生役の俳優さんは、もと先生で、ディレクターの両親も先生だったんだそうです。
    観たら、感想を聞かせてくださいね。

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