2008年5月22日木曜日

教育格差なのでしょうか

 以前、こっちの学校で働いてた時、数学のインターンの先生が来ていた。同じ教室をシェアしてたということもあって、よく話すようになり、帰国後もたまにコンタクトをとっていた。彼はその頃ハーバードの大学院に通う学生。しかも、その前のキャリアは、NYのウォールストリートで働いていたというんだから、驚き! ウォール街から、教員に転職する人なんて、あんまりいないのでは?

 彼は今、私立中・高校で働いているという。卒業式も間近であまり授業もないらしいので、久々の再会で、ランチすることにした。寿司ランチの後、学校見学をさせてもらったのだが、なんとも美しい教育環境。大きなグランド、体育館、立派な図書館、教室、コンピューター室、広いカフェテリア、講堂、すべてそろっている。私が勤務していたダウンタウンの公立高校とは雲泥の差。

 この学校の生徒は95%が富裕層の家庭から来ているそうな。 私の赴任していた公立のS校はおそらく90%以上は貧困層。 お金がすべてとは思わないし、S校にも、すばらしい生徒はたくさんいた。でも、家庭環境や、教育に対する親の考え方、そして教育環境が子どもに与える影響は大きいんじゃないかなと思う。

 アメリカでは、特にここボストンエリアは、公立学校の質がいい土地はそれに比例して地価が高いようだ。・・・ということは「お金がある家庭は、環境や治安のいい、また教育設備の整った街に住み、その子供たちは、質のいい教育を受け、いずれお金を稼げるようになる。逆にお金のない家庭の子どもたちは、質のいい教育を受けられないまま、職にあぶれ貧困層になる可能性が高くなる・・・」という悪循環が生まれているのかなぁ? まぁ、どんな環境にあっても、本人のやる気しだいなんでしょうけど。
”教育格差”について考えさせられた日。

 さて、今日見学した(お金持ちの)学校には、おもしろそうな授業がいっぱい。私が受けてみたいな~と思ったのは、「ジャズ」のクラス、「演劇」のクラス、そして、ウォール街出身の彼が担当している「投資」のクラス!!!

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