Kendall Square Cinemaでまた日本映画を観た。昼間観たから、マチネ料金で7.5ドルだった。
今回観たのは、「誰も知らない」の是枝監督の映画「歩いても 歩いても」英語タイトルはStill Walking。日本ではけっこう前に公開されたのかな。
「誰も知らない」はDVDも持ってて何度も見たけどその度にすごーーくやるせない気持ちになる。役者がみんな自然体だったのでなおさら感情移入。そんな彼の映画が好きなので、楽しみに出かけた。
母親役の樹木希林と娘役のYOUがご飯を作るシーンから始まるこの映画。いっきに引き込まれた。(この2人の演技がすごくよかった)
まずは飯がおいしそう・・・・。そして今回もやっぱり自然な会話から繰り広げられる独特の世界が印象的。会話も表情も自然体。命日のために集合した家族の夏の1日を描いただけの映画なのに、実際にありそうなセリフの隙間から、これまでの出来事や家族がそれぞれ抱えてきた感情、関係が垣間見えてくるところがすごい。誰でも経験しそうな家族の日常。特別なクライマックスがあるわけでもないけれど、なんだかじわじわと心に染みる切ない映画だった。傑作だと思う。
・・・・なんだか私も日本の家族に会いたくなった。たわいのない会話を交わしに。そして一緒にうまいご飯をたらふく食べるために。
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2009年9月24日木曜日
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この映画ですねー!ほんとう面白そう。明日にでも見に行ってこようかな・・・
返信削除>Ericさん
返信削除私は個人的に前回の東京ソナタよりも好きです。(あれもよかったけど)
観た後に、「ブルーライト横浜」の歌が頭から離れなくなります。
観たら感想聞かせてくださいねー。